国宝・姫路城…白鷺城へ(2018.3.3)

寒さが和らぎ、旅に出ようという気分になりました。
娘に募ったところ、神戸の須磨水族館に行きたいという
ならば、ちょっと足をのばして姫路城を見てきましょう!!と提案、
両者の折り合いが付き、早速決行しました

姫路城(白鷺城)を望む
シラサギが羽を広げたような、白漆喰総塗籠造りの連立式天守
その優美な姿から、白鷺城の愛称で呼ばれております。
   (命名の由来については、どうかググってくださいませ)
2015年3月、大天守の平成大修理が終了し公開へ。
真っ先に目に入る大天守は、400年も前に築城されたもの
だそうです。遠目にもはっきりと、凛として、その白く際立った
美しい姿が見て取れました。そもそも、城というのは、
時の城主が居住する場でありますし、
戦国の世、外的から居を守る様々な工夫が凝らされて
いたりします。美しさの裏には、歴史の重みが幾重にも重なっている
いうことを感じてまいりました。

訪れて…はて?城主は誰??という疑問が…
歴史を紐解きますとあまりに長くなりますが、現在の姫路城は1600年に
城主となった池田輝政が築いたもの。その前に豊臣秀吉が、
黒田官兵衛に普請を命じて築いた三重の天守を持った姫路城が有ります。
(その当時の姫路城で、明智光秀討伐を目的とする
織田信長の弔い合戦の戦略を練ったとされております。)
その後、1868年には酒井忠邦となっておりますが、
これまで幾人かの城主を迎えております。

注目したいのは、一度も戦火に見舞われていないこと。
また、先の大戦時には住民が黒い布で覆ったことで空襲より守ったとの
誉れ高い話が有るくらいです。凄くないですか!!
地域、日本中で愛されている城だと感じます。

※ ご承知のように、1993年(平成5年)に世界遺産に登録されました。その理由は、
@その美的完成度が我が国の木造建築の最高の位置にあり、
世界的にも他に類のない優れたものであること。
A17世紀初頭の城郭建築の最盛期に、天守群を中心に、櫓、門、土塀等の建造物や
石垣、堀などの土木建築物が良好に保存され、防御に工夫した日本独自の城郭の構造を
最もよく示した城であることということでありました。(姫路城。ホームページより)

※ 神戸市立須磨海浜水族園

1957年に開園された神戸市立須磨海浜水族園は、神戸市民に愛される水族館です。
当時、世界中の魚を展示し、東の上野(動物園)西の須磨(水族園)と評されたということです。
ということで、世界最大級の淡水魚ピラルクが見られるという、「アマゾン館」へ行ってまいりました。
現在は、かなり老朽化が進んでいるということで、
民間資金で建て替えをし、完全民営化することを決めたということです。
平成35年度に、リニューアルオープンする予定だそうです。
展示法はダイナミックで、
でっかいピラルクを間近に感じて参りました
園内にあるショップで買い求めました。
スマイルカのたいやきです。

※神戸ポートタワー
ポートタワーを望む

タワー5階、展望階より

ご当地に住んでいる知人に案内されて、ハーバーランドやメリケンパーク、
神戸のウォーターフロントの中心部と言われる港公演へ行ってまいりました。
中でも、港町神戸のランドマークタワーである 朱色タワーに上り、
美しい街並みを展望してまいりました。
陽はみるみる傾き、港湾は煌びやかなイルミネーションに包まれ、別世界のよう…

もう一か所…東遊園地(1.17希望の灯り)まで足を延ばしたかったのですが、
時間が取れず、またの機会に…心の中で合掌致しました。


良い旅となりました。

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